カテゴリー : innovation and entrepreneurship

The Economist (Feb. 15th, 2014): The parable of Argentina

The Economist (Feb. 15th, 2014): The parable of Argentina

Pickups / ピックアップ

100年前に経済的繁栄を見せていたアルゼンチンのお話しをよく耳にする中で、The Economistが特集記事(LeadersBriefing)を組んでくれました。ノーベル賞学者Simon Kuznetsによる「世界には四種類の国がある、新興国、発展途上国、日本そしてアルゼンチンである」との発言がその特集記事で触れられていますが、さて、その日本の今後は大丈夫でしょうか…?

表紙のMessiが”Mess”に見えるところが何とも…

 

The Economist (Feb. 1st, 2014): The triumph of Vladimir Putin

The Economist (Feb. 1st, 2014): The triumph of Vladimir Putin

Pickups / ピックアップ

  • Japanese politics: “The odd couple”—Rows are breaking out inside the governing coalition
    宗教団体に強い支持基盤を持つ公明党について。「連立解消もありうるのでは」と結んでいます。
  • Class in America: “Mobility, measured”—America is no less socially mobile than it was a generation ago
    米国における階層間の移動について。以前ほどAmerican Dreamsを実現できなくなっているようです。
  • Teaching mathematics: “Time for a ceasefire”—Technology and fresh ideas are replacing classroom drill—and helping pupils to learn
    算数・数学教育について。ちゃんと算術を学んでおくと、その背景にある論理(的思考)を他の課題にも適用させやすいようです。それにしても、国別グラフで日本が最近出てこないことが多いように思えてなりません…。
  • Obituary: Claudio Abbado, conductor, died on January 20th, aged 80

 

The Economist (Jan. 18th, 2014): Coming to an office near you

The Economist (Jan. 18th, 2014): Coming to an office near you

Pickups / ピックアップ

  • Technology and jobs: “Coming to an office near you”—The effect of today’s technology on tomorrow’s jobs will be immense—and no country is ready for it
  • The future of jobs: “The onrushing wave”—Previous technological innovation has always delivered more long-run employment, not less. But things can change
    科学技術の進展が職を奪っていることについて。かつてであれば新しい職を生み出していたものが、最近では(特にベンチャー企業で見られるように)経済的な影響力は強くても、雇用は少なくて済んでしまう事例が多いようです。さて、そのような中で、私達自身はどのように振る舞い(消費活動の…で)、自ら何を学び、そして若い世代に何を身につけてもらうべきでしょうか?
  • Special report on Tech startups: “A Cambrian moment”—Cheap and ubiquitous building blocks for digital products and services have caused an explosion in startups. Ludwig Siegele weighs its significance
    技術系ベンチャー企業についての特集記事。特にアクセラレータの存在は大きいように思います(Accelerators: “Getting up to speed”—The biggest professional-training system you have never heard of)。APACで中国、韓国、オーストラリアは挙げられているのに、日本には存在しないのかい…
  • Google: “The new GE: Google, everywhere”—With a string of deals the internet giant has positioned itself to become a big inventor, and reinventor, of hardware
    Googleがハードウェア側にも手を広げつつあることについて。
  • Business education: “Build it and they may come”—Management schools are on a building spree. That is a risk for some
    ビジネススクールが建物を新しくつくっていることについて、「無駄遣いじゃない?!」という記事。ビジネススクールがそこかしこにでき、MOOCsでも学ぶことができるようになってきている中で、競争はどんどん激しくなっていくことでしょう。私が気になっているのは、「だから行かなくていいよね」ということではなく、マネジメントは「身につけていて当然」の素養と見なされていくのではないか、という点です。日本(の教育機関)はどうする?

 

The Economist (Jan. 4th, 2014): Europe’s Tea Parties

The Economist (Jan. 4th, 2014): Europe’s Tea Parties

Pickups / ピックアップ

とりあえず目についたものを。

  • Schumpeter: Bringing home the bacon—Tiny Denmark is an agricultural superpower
    デンマークが畜産業で非常に成功していることについて。他の北欧国は漁業でも成功しているという話しも目にします。さて、日本はどうする?
  • Acoustic sensing: The ear underground—How fibre-optic cables can work like microphones
    光ファイバが音のセンサにも使えるとのお話し。
  • Academic research: The useful science?—Economics is highly parochial
    経済学研究の多くが米国経済を対象としていることについて。欧州・中央アジア対象がその半分、APACがさらにその半分、と綺麗に減衰している図面が興味深い(が、何でそのグループ分けとしているのかは…?その次にカナダが来ていますし)。

201401日本語ビジネス誌

Pickups / ピックアップ

現代ビジネス

 

東洋経済ONLINE

 

日経BP

選択 2014年1月号

選択 2014年 1月号のページ

Pick-ups / ピックアップ

今回はほぼ全ての記事を載せているため、正しくは「ピックアップ」ではありませんが。

Le Monde Diplomatique (November 2013)

Issue November 2013 (No. 1311), Le Monde Diplomatique English Edition

Pick-ups / ピックアップ

  • ‘A smile is the logo: we’re not smiling’: “Amazon — the future of retail?”—Amazon’s warehouses are run like colonial enterprises — the staff are treated with contempt, paid badly, disciplined brutally, and set in competition against each other, often as temporary workers or on short-term contracts. (by Jean-Baptiste Malet)
    最近記事を目にするようになった、amazon.deでの労使問題について。ちなみに、日本のamazon.co.jpでも変な紙が挟まっていた、というお話しが出たことがありますが労使に関わる内容ではないようで、日本での勤務状況には問題はない(あったとしてもそれが外には現れてこない)、ということでしょうか。そういえば、amazonでの物流方法はトヨタの生産方式に良く似ているとの話しもあることから、欧州(ドイツ)では問題になっても日本では問題にならないということなのかも… さて、VWではどうやって生産性を高めているのでしょう? また、労使問題がうるさくなると企業は別の州や国に拠点を動かしてしまいそうな中で(Boeingもそうなるのかも…)、私達はどうこの問題に向き合うべきでしょうか。
  • Le Monde diplomatique appeal: “Not made by robots” (by Serge Halimi)
    ニュース記事のウェブ上での掲載が通常のことになり、またWashington Postの買収を背景にしてのことか、LMDとしてのアピール記事が掲載されていました。昨年には、新興企業Narrative Scienceに代表されるような「ロボット記者」の話題も出てきましたよね(面白いことにというべきか、想像の通りというべきか、日本の主要メディアでは取り扱われておらず、見つけられたのはJ-Castニュースの記事くらい)。そういえば数年前、IBM創業100周年を受けてThe Economistが掲載した記事(IBM’s centenary: “The test of time”—Which of today’s technology giants might still be standing tall a century after their founding? / Jun 9th 2011)のことを、そしてこの記事を読んで「The Economistは多分生き残り続ける自信があるのでは」、と感じたことを思い出しました。さて、LMDはどうでしょうか…?

201312ファンドレポート

Pickups / ピックアップ

さわかみファンド
  • 2013年月中レポート「さわかみファンド『長期投資だより』2013年12月号」(メンバ限定のためリンクせず/少し時間をおいて月中月次レポートに掲載されるかと思います)
    運用調査部のコラム「羅針盤」で一井さんがオンデマンドバスについて触れていました。表記は「デマンドバス」となっていたのが個人的には残念。今度は是非、コンビニクルという名称を使って下さい。

201312allAfrica

Pickups / ピックアップ

201312Spiegel Online

Pickups / ピックアップ