CS Salon

「情報科学」（computing science, CS）の分野が広範にわたるようになり，それぞれの分野での研究会が盛んに開催されています．その裏返しとして，日本での「情報科学」の黎明期から続く集まりは，ちょっと勢いがなくなってきてしまっている嫌いを感じます．もともとそれほど大きな集まりではないわけですが，これらが日本の実はそれほど人数は多くはないらしい「情報科学」分野のsalonとして，横の繋がりを促すように機能できると，また微力ながら貢献できるといいな，と思っています．

私の（比較的）関係している集まりは，次のよっつです．

プロシン（ProSym）

「プログラミングシンポジウム」のことで，年に1回年始に開催されています．
2004年の1月で第45回を迎えるこのプロシンの歴史については，直接上記のページを御覧下さい．今でこそコンピュータは巷に溢れる存在となりましたが，そうなる遥か昔からコンピュータに関してそして「計算すること」に関して研究がなされてきたこと，その歴史にただただ圧倒される限りです．

PTT（"Programming Tools and Techniques"）

2004年 5月に300回（！）を迎えました．ほぼ毎月開催されている研究会です．2004年4月から幹事を仰せつかることとなりました．

情報科学若手の会

「プログラミングシンポジウム」の下に（一応）位置付けられている，情報科学分野の若手の人達の集まりです．年に1回，夏に開催されています．よくよく見てみると，2003年で第36回目を迎えており，結構歴史があります（「蓄積がある」とはいいませんが）．

ICPC勉強会

これはふるくからあるものではありません．ACMの開催するプログラミングコンテスト（ICPC）に向けた勉強会です．もう少し横の繋がりが広くなるよう，計画中です．