カテゴリー : 2013秋・慶應

第3回(2013秋・慶應)

開催状況

  • 日時:2013年 10月11日15:45~
  • 参加: 4人(1人欠席連絡あり) + 安藤先生

講義内容

  • 宿題の回答の共有(宿題の意図についての説明を含む)
  • 前回講義の振り返り
  • 議論への反論(続)
  • 議論に批判的視点を向ける際のコツ(見方の切り口)
  • 議論の比較–主張と主張とのぶつかり合い
  • 議論におけるシステム分析・システム思考
  • 教育ディベートの目的と枠組み
  • 本講義で使用する教育ディベートの種類
  • 政策の純利益比較による判断(ポリシー・メイキング・パラダイム)
  • 最簡略版での試合形式(立論1回、相互による質疑応答、反駁1回)
  • 最簡略版での(受講生によるブッツケでの)試合(第0回目)

宿題

  1. 今日の講義で自分が学んだ(と感じた)ことを、自分なりに項目分けをしてまとめて下さい。
  2. 講義内で筧の紹介・説明した内容で、直観的ではなかったところ、またわかりづらかったところを教えて下さい。
  3. 他の受講生の第2回宿題の回答内容、本日の講義内容での発言内容について、配布様式を基に評価して下さい。
  4. 本講義で使用する論題1について
    論題1:日本は中学生以下の携帯電話の所持・使用を禁止すべきである。是か非か

    1. 前回の宿題4.での皆さんからの回答について、メリット、デメリット、それ以外に分類して下さい。
    2. 前回の回答以外で思いつくメリット、デメリットがないかを考え、少なくともそれぞれ一つ以上追加して下さい。
    3. 自分の中で説得力のあるメリット、デメリットをそれぞれ二つ取り上げ、「現状分析」「重要さ」「政策後分析」の枠組みで表現して下さい。もしその枠組みがしっくり来ない場合には、どう表現するのが適切かを考え、自分なりの方法で表現して下さい。

締切:10月15日(火)23:59までに筧宛にメール送信下さい

第2回(2013秋・慶應)

開催状況

  • 日時:2013年 10月 4日15:45~
  • 参加: 5人 + 安藤先生

講義内容

  • 宿題の回答の共有(宿題の意図について、「引用」することについての説明を含む)
  • ディベートの定義
  • 教育ディベートと議論教育
  • 議論とは
  • 議論への反論

宿題

  1. 今日の講義で自分が学んだ(と感じた)ことを、自分なりに項目分けをしてまとめて下さい
  2. 講義内で筧の紹介・説明した内容で、直観的ではなかったところ、またわかりづらかったところを教えて下さい。
  3. 他の受講生の第1回宿題の回答内容、本日の講義内容での発言内容について、配布様式を基に評価して下さい。
  4. 本講義で使用予定の論題三つについて、自分自身の賛否とその理由を述べて下さい:
    • 論題1:日本は中学生以下の携帯電話の所持・使用を禁止すべきである。是か非か
    • 論題2:日本は安楽死を合法化すべきである。是か非か
    • 論題3:日本は外国人単純労働者を受け入れるべきである。是か非か
  5. 以下の主張とその根拠(書籍からの文章抜粋)を読んで、説得力があったかなかったか、そう感じたのはどのような点(理由)か、自分なりにまとめてください。
    • 主張:「納豆を食べると頭が良くなる」
    • 根拠:春山茂雄著「脳内革命」(1995年)サンマーク出版からの文章抜粋

締切:10月 9日(水)23:59までに筧宛にメール送信下さい

第1回(2013秋・慶應)

開催状況

  • 日時:2013年 9月27日15:45~
  • 参加: 5人

講義内容

  • 本講義に関しての簡単な導入説明(成績配分などを含む)
  • 批判的思考力に関するプレ・テスト

宿題

  1. この講義で学びたいこと、身につけたいと思うことを挙げて下さい
    • 箇条書きでも、文章形式でもok
    • その背景や理由も添えてください
  2. ディベートについての経験、履歴を挙げて下さい
    • 例:中学生の国語の授業で数回、高校の部活動で2年間、など
  3. 「ディベート」(”debate”)についての自分なり定義を行なって下さい
    • まず、書籍や辞書、ウェブ上のコラムなどを複数あたってみて下さい
      【9/27授業後–「複数」を追加しました】
    • それらを「引用」して下さい
    • その上で、自分なりの定義を与えてみて下さい
  4. 前期の教育学特殊O / 教育学特殊XVを受講したか否か、教えて下さい

締切:10月 2日(水)23:59までに筧宛にメール送信下さい

教育学特殊P / 教育学特殊X VI(2013年秋・慶応義塾)

講義の概要をまとめたページです。シラバスは慶応義塾大学 講義要項・シラバスのサイトから「2013年 / 三田 / 筧」で検索下さい。

開催概要

  • 講義名:教育学特殊P/教育学特殊X VI
  • サブタイトル:政策ディベートと批判的思考
  • 大学・地区・教室:慶応義塾大学 三田地区 525-A
  • 曜日時限:金曜日 4時限

講義が行なうこと・目指すもの

  1. 「議論」についての講義と実習
  2. 「教育ディベート」の講義と実習
  3. 議論を適切に展開し、また評価できる素地を養成すること
  4. 社会での議論を取り上げることで、社会的事象や社会的話題(課題)への関心を高めること
  5. これらを通じて、論理的・批判的思考力を高めること
  6. また、コミュニケーション(傾聴、構成、伝達)への意識を高めること
    【10/3-6.を追記しました】

追加参考書

講義の流れ

開催回 開催日 講義題目 講義概要
#1 2013/ 9/27 イントロ・テスト 導入講義/プレ・テスト
#2 2013/10/ 4 講義(1) ディベートの定義/議論について
#3 2013/10/11 講義(2) 教育ディベートについて
#4 2013/10/18 モデルディベート モデルディベート動画の閲覧
#5 2013/10/25 ディベート#1 論題1での試合に向けた準備
#6 2013/11/ 1 ディベート#2 論題1での試合
#7 2013/11/ 8 ディベート#3 論題1での試合
#8 2013/11/15 ディベート#4 論題2での試合に向けた準備
2013/11/22 【授業なし】
#9 2013/11/29 ディベート#5 論題2での試合
#10 2013/12/ 6 ディベート#6 論題2での試合
#11 2013/12/13 ディベート#7 論題3での試合に向けた準備
#12 2013/12/20 ディベート#8 論題3での試合
#13 2013/12/27 ディベート#9 論題3での試合
2014/ 1/ 3 【授業なし】
2014/ 1/10 【授業なし】
#14 2014/ 1/17 ディベート#10 論題3での試合/ポスト・テスト
テスト 2014/ ?/?? 総括テスト ※実施しない予定

使用論題(予定)

論題1:子供への携帯電話禁止

日本は中学生以下の携帯電話の所持・使用を禁止すべきである。是か非か

論題2:安楽死の合法化

日本は安楽死を合法化すべきである。是か非か

論題3:外国人単純労働者

日本は外国人単純労働者を受け入れるべきである。是か非か